タイ、ジョージア、マレーシアでの不妊治療に関する皆様から頂いたご質問と回答

皆様から頂いたご質問と回答

死産の場合、送金済みの代理母への補償金の扱いはどうなりますか?

死産の場合、送金済みの代理母への補償金の扱いはどうなりますか?

「代理出産に関する同意書」に以下のように規定されています。
返金を希望する場合は、補償金から1,000ドルを差し引いて返金される契約です。

3.1.4. 万が一、代理母の妊娠第16~32ヶ月の間に代理母に起因しない何らかの理由で流産や死産した場合、それが医療的文書に従っ
て証明されている条件をみたしている場合は、1,000ドル相当額をジョージア国通貨で彼女(代理母)に支払う。
3.1.6. 条項によって想定された事態発生日3日以内 とする。

引き続き、別の代理母に移植を希望される場合は、元の代理母に支払った1,000米ドル分を補填が必要です。

ジョージアの代理出産になぜ48歳という年齢制限があるのでしょうか?

ジョージアの代理出産になぜ48歳という年齢制限があるのでしょうか?
結論から言えば、日本の役所の出生届に年齢的制限があるためです。
50歳を超えた女性は自分で産んだことを証明する書類を提出しなければ、受理しないように通達が出ています。

50歳を超えた女性が母親として記載されたジョージアの出生証明書を日本の役所に提出した場合、自分で産んだことを証明する書類が無いため届けを受理してもらえない可能性が非常に高く、子供の戸籍が作れない事態になりかねない事を想定しているためです。

48歳を超えた女性がパートナーの場合で代理出産プログラムを開始した場合、一回の移植で妊娠しない事は少なくありません。
もし、移植2回目挑戦して妊娠した場合、出産時に奥様の年齢が50歳を超えてしまう事が想定されます。

出生届を受理してもらえない場合は戸籍が作れないため、子供は無国籍になってしまいます。
結果として日本国籍もパスポートも作れないことになりますので、ジョージアから出国もできなくなります。

このような状態が起こることが想定されるため48歳を超えた女性のいるカップルの代理出産はお受けしていないのです。

代理母が1回の移植で妊娠すれば問題をクリアできる可能性はありますので、このリスクを取るかどうか決断できるカップルの方はお引き受けも可能です。一度ご相談下さい。

追加請求や明細が開示できない追加請求はありますか?

サポート費用や治療費は、追加請求が生じる可能性は少なからずあると思いますが、契約したパッケージの追加請求や、明細が開示できない様な追加請求はありませんか?
契約した段階でプログラム料金のサポート費用は確定しますが、治療費は変動する可能性があります。
事前には分かる場合は、当然お客様にはお知らせ致します。
過去に卵子ドナーが体調不良で入院した時もこちらが立て替えて払い、領収書を提示して精算しています。

御社では卵子ドナーの採卵が保証されている卵子提供プログラムは用意していますか?

御社では卵子ドナーの採卵が保証されている卵子提供プログラムは用意していますか?
卵子ドナーの採卵が保証できる卵子提供プログラムを作ることは医療的な観点からは不可能です。

なぜなら、採卵可否は人によって条件が異なり、必ず100%採卵できる保証はどのクリニックや病院でもできないからです。

日本人卵子ドナーで採卵できない場合に失われる(返金できない)費用:

・事前検査費用
・卵巣刺激剤費
・卵子ドナー謝礼の一部5万円
・渡航費用
・滞在費用
(過去に一例そのようなケースがありましたが、その後はありません。)

そして、採卵できない場合は再度別の日本人卵子ドナーを選んでいただき、現地に呼んで採卵することになります。
新しく指名する卵子ドナーは無償で指名できます。

タイ人卵子ドナーで採卵できない場合に失われる(返金できない)費用:

・事前検査費用
・卵巣刺激剤費
この場合でも再度別のタイ人卵子ドナーを無償で紹介いたします。

これは、私達卵子提供エージェントの努力で解決できる問題ではないことをご理解いただけると幸いです。

凍結ではなく新鮮な精子を使う代理出産は可能ですか?

夫の精子の数が少なく運動量も少ないので、凍結精子ではなく新鮮な射出精子での代理出産は可能ですか?

代理出産を希望されるお客様の多くは、日本での不妊治療において男性の精子に問題がある方が少なくありません。

弊社ではフレッシュ精子と凍結精子を併用することをお勧めします。

契約渡航時に凍結保存おき、ドナーの採卵時に渡航して新鮮な射出精子を確保して受精する方法です。

万一、片方が使用できない場合でもカバーできるからです。

卵子ドナーが卵子提供を断るような事態が起こる可能性はあるのでしょうか?

卵子ドナーが渡航した段階で、卵子提供を断るような事態が起こる可能性はあるのでしょうか?
卵子ドナー本人が現地に渡航してから卵子提供を断わる事は健康上の問題を除き、まず考えられません。
過去にそのような事例もありませんでした。

もし、妥当な理由がなく提供を断ったら契約違反となり依頼者(レシピアント)に訴えられる可能性もあるので、誰も断ることはしないでしょう。

初期凍結胚を移送して着床前診断を行う場合の起こりうる問題点を教えて下さい。

代理母に移植後に残った移植できる胚があっても再度凍結保存できませんので、複数の代理母契約も検討して下さい。とありますがこれはどういうケースでしょうか?
一人の代理母に移植できる胚は2個までですので、凍結初期胚を溶解後に着床前診断して正常胚が2個以上あった場合は、残りは破棄するかもう一人の代理母と契約して移植するかどちらかになります。(胚の再凍結は推奨されていません。)

代理母契約は事前に代理母の検査や契約をしておく必要がありますので、移植予定日の1ヶ月前には決めておく必要があります。

絶対に注意して頂きたい凍結胚移送業者の選択について

★ 契約渡航時、依頼者がジョージアに滞在中に日本から移送された凍結胚が到着する必要があり、もし到着しなければ、代理出産プログラムは実施できません(2019年8月より規制強化)。
★ 必ず、弊社指定の輸送業者を利用して頂きます。配送スケジュールが守れないような未熟な業者では必要な書類が用意できない場合や到着日を守れないなどの事例があるため、クリニック指定の輸送業者は利用しないで下さい。

事実婚状態ですが、代理出産は可能ですか?

現在、事実婚状態ですので、なかなか代理出産をお願い出来る所がない状態ですが、ジョージアの代理出産を申し込みできますか?
事実婚でも弊社へのお申し込みは可能ですが、2021年より「婚姻関係にある夫婦である事」が代理母契約の条件となっております。
婚姻日の書かれた戸籍謄本での証明が必要となりますので、予めご承知ください。事実婚の方は、お子様の将来を考えて、婚姻届の提出をお願いいたします。

独身女性なのですが、ジョージアで自己卵子による代理出産の申し込みは可能でしょうか?

ジョージアでの自己卵子による代理出産を考えています。独身女性なのですが、申し込みは可能でしょうか。
大変心苦しいのですが、ジョージアでは法律上カップルしか代理出産を依頼することができません。
申し訳ありませんが、独身女性のみならず、独身男性もジョージアの代理出産プログラムにはお申し込み頂けません。

どのぐらい待ち時間で卵子ドナーが決まるのでしょうか。

どのぐらい待ち時間で卵子ドナーが決まるのでしょうか。
登録者のリストから指名していただき、提供者ご本人に再度確認を取れればすぐに卵子提供プログラムはスタートできますが、実際に提供者が渡航できるまで最短でも2~3ヶ月先となります。
日本人卵子ドナーは原則ボランティアですので、空いた時間に渡航して卵子提供するため、仕事の関係ですぐには卵子提供できない方も少なくありません。

また、細かい条件にこだわるとなかなか卵子ドナーが決められない方もいらっしゃいますので、譲れない条件は1つか2つに留めることをお勧めします。

内膜の厚さが不十分で移植を強行する事はないと思ってよろしいでしょうか?

移植前に子宮内膜が十分さ厚さがなければ、薬を追加するか期間を置いて厚くなるのを待つだけで、十分な厚さがないにも関わらず移植を行う事はない、との考えは正しいでしょうか?
良識のある医師なら体の準備できるまで、移植を強行することはありません。もし、どうしても内膜が基準に満たない場合は移植せず、次の周期に移植ということで一旦帰国していただく可能性はあり得ますが、通常は1~2程度の滞在延長でカバーできます。要は内膜次第という事になります。

日本人卵子ドナーは何人くらい登録されているのでしょうか?

日本人卵子ドナーは何人くらい登録されているのでしょうか?

2018年9月現在の日本人卵子ドナーの登録数はAB型-13名様、A型-22名様、B型-18名様、O型-20名様で総数で73名です。
要望が多い割に登録者が少なく、仕事の関係で卵子提供したくてもできない卵子ドナー登録者の方も少なくありません。
日本人卵子提供者(エッグドナー)情報をご希望の場合は以下のフォームより申請していただけると幸いです。

卵子ドナープロファイル閲覧申請フォーム

タイ人卵子ドナーの容姿(見た目)は日本人とかなり違いますか?

タイ人卵子ドナーの容姿(見た目)は日本人とかなり違いますか?
タイ人を一度も見たことのない人やタイに来たことがない人はタイ人の容姿についてイメージすることが困難でしょう。言葉で言えば中華系のタイ人は日本人と大差ありません。

下のタイ人の動画なども参考にしていただけるとイメージが掴みやすいと思います。

タイ人卵子ドナーは日本人と肌の色が変わらない女性は登録されているのか?

タイ人卵子ドナーは日本人と肌の色が変わらない女性は登録されているのか?
タイ人の卵子提供者(エッグドナー)は中華系ですが、日本人とあまり変わらない容姿の方の登録が多いです。
完全に日本人と同じ白さは気候上無理ですが、日本で育てればほぼ日本人レベルになると思われます。

完全に日本人と同じ白さは気候上無理ですが、日本で育てればほぼ日本人レベルになると思われます。
ドナーのサンプル画像をご希望でしたら送りますので、希望されるドナーの血液型をお知らせください。

日本人卵子ドナーとタイ人卵子ドナーの費用(謝礼)の差はどのくらいですか?

日本人卵子ドナーとタイ人卵子ドナーの費用(謝礼)の差はどのくらいですか?
2018年9月現在で卵子ドナーへの謝礼は以下のようになっています。

・タイ人卵子ドナー謝礼+諸費用:6,000米ドル以内(66万円前後)
・日本人卵子ドナー謝礼:6,500米ドル(75万円前後)

日本人卵子ドナープログラム料金に含まれている卵子ドナー関連費用は以下のようになります。

1. 謝礼
2. 航空券や滞在費用そして食費補助
3. 海外旅行保険費用
4. 事前の日本での血液検査費用
5. クリニックでの立ち会い通訳費用

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